FXで利益をだすには、トレンドにしっかり乗ることが大切です。
何回も読んでしっかり理解しましょう。
相場の種類
まず、相場は2種類の流れでできています。
それは、トレンド相場(トレンド)とレンジ相場(レンジ)です。

トレンド相場とは、価格が一定の方向に動き続けている状態のことです。
レンジ相場は、価格が一定の範囲の中で、上がったり下がったりを繰り返している状態のことです。
レンジ相場の解説はこちら(近日公開予定)
今回はトレンド相場について解説していきます。
トレンドの種類
トレンドは大きく分けて2種類あります。
上昇トレンドと下降トレンドです。

上昇トレンドとは、「高値」と「安値」がともに上向きに更新している状態をさします。
下降トレンドは、「高値」と「安値」がともに下向きに更新している状態をさします。
ここで重要なのは、高値と安値が両方が更新されている事です。

高値と安値の両方更新されていない時にトレード(取引)すると、かなり勝率が下がるのでしっかり意識して確認しましょう。
トレンドラインの引き方
ここでは、実際にどうやってトレードするのかを解説していきます。
① 高値と安値を更新しているトレンドを見つける。
② トレンドラインを引く。
③ ラインに近づいたらトレード準備をする。
基本的な動きはこの3つのみです。
①は先ほど説明したので、②から解説していきます。

今回は上昇トレンドを例としてあげます。
トレンドラインを引くには、安値を2つ以上見つけましょう。
そこに斜めのトレンドラインを引く事で、どこで反転して上がり始めるか予想ができます。
(下降トレンドの場合は、高値にラインを引きます。)
つまり、③の「ラインに近づいたらトレード準備をする」は、トレンドラインの反転予定価格でトレードをするというものです。
少し反転してからトレードするのがおすすめです。
かなりシンプルな方法ですが、しっかりトレンドラインを引ければ、かなり勝率が高いのでたくさん練習をしましょう。
トレンドラインの注意点
トレンドラインにも注意点がいくつかあります。

まず、実際のチャートではトレンドラインピッタリで反転するわけではない事です。
トレンドラインは少しはみ出したり、届かない事がよくあります。
ある程度の誤差は、反転したと考えて大丈夫です。
次に、2つの安値だと無数にラインを引けてしまうことです。
3つ以上の安値で引いたラインは、より信憑性が高くなります。
慣れないうちは、3つの安値が反転している場所を探しましょう。(下降トレンドの場合は高値)
最後に、トレンドには終わりがある事です。

トレンドラインを大きく貫通すると、そのトレンドは終わりの可能性が高いです。
終わったトレンドでは負ける可能性が高いので、新しいラインを探しましょう。
次は実際のチャートで、トレンドラインを引いてみましょう。
トレンドラインの例題
さいごに
例題のトレンドラインは上手に引けましたか?
はじめはトレンドラインなんて全然うまく引けません。
でもチャートを見て、ラインを引く練習をしていると「ここだ!」と場所が分かってくるんです。
トレンドラインを引いて予想ができると、あとは流れに乗ってトレードするだけです。
練習を重ねて理解を深めていきましょう!